
周りに合わせるのが面倒くさい。自分には協調性がないから何の仕事をやっても上手く行かない。全員参加の飲み会とか絶対行きたくない。同僚圧力、、、。人に合わせるのが本当に無理だ。この世に協調性がなくてもできる仕事なんてあるんだろうか。
こういった疑問に答えます。
✅本記事の内容
- 協調性がない人の強み【戦略的に行きましょう】
- 【3つある】協調性がない人に向いてる仕事
- 今、協調性を求められる環境にいるならやるべきこと
結論から言うと、協調性のない人が就くべきは、個人プレーの仕事です。具体的には、以下の3つです。
- Webライターなどの文筆業
- 営業職
- システムエンジニア
特にWebライターやプログラマーは、将来的に「フリーランス」として働きやすい仕事です。ある程度稼げるようになれば、人間関係の煩わしさから解放されるようになります。かくいう僕もフリーランスのWebライターなので、実体験なども踏まえてお伝えしますね。
また協調性のない人がストレスなく働けるかどうかは、企業の文化・社風によっても左右されます。
僕は転職を専門としたライターで、さまざまな人に取材をしてきました。「少しは協調性を持って働け」と上司から言われていたのに、部署異動や転職などで「働く環境を変えただけ」で、「あれ?仕事ってこんなに簡単にできるものだっけ?」となった人を何人も見てきました。
この辺りについても、詳しくお話しします。
※この記事は3分あれば読み終わります。ネット上にあまり書かれてないような話だと思いますのでぜひ。
前提:協調性がない人の強みとは
協調性がないということは、大きな強みになります。まずはその解説から。
「協調性がない」は短所と思われがち
世の中では、「協調性がない=短所」と判断されがちです。なぜかというと、日本がそういう文化だからですね。
日本は海に囲まれた島国で、閉鎖的。なので外からの価値観が入って来づらい。
日本は長い年月をかけて、和を重んじるという、要はみんな仲良く、全員同じことをするのが良いという価値観が成熟してきたわけです。
学校でも集団の和を乱さないように、と厳しく教えられたと思います。運動会の入場行進とかもそうですね。
そして実際に、社会というのは学校の地続きなので、結局みんなと同じように行動し、みんなと同じような価値観であることを強制されます。
ですが、別にこれは短所ではありませんよ。社会の仕組みや文化の方が、むしろ変なのです。
「協調性がない」は長所。個人プレーで本領発揮しましょう
協調性がないを言い換えると、「自分をしっかり持っている」ということです。
主体性があり、周りに流されない。実は、これができる人は意外と少ないです。周囲の顔色を伺ってビクビクしたり、行きたくもない飲み会に愛想笑いで参加している人、結構多いですからね。
「自分をしっかり持っていてブレない」というのはかなりの強みです。
そして協調性がない人は、いわゆる「個人プレー」の仕事に向いています。
スポーツで例えると、以下の通り。
- 集団でチームプレーをするサッカー、野球、バスケ はあまり向いてない
- 個人で高みを目指す陸上、水泳、テニス などは向いている
仕事でもこれと同様です。個人プレーの仕事だと、これまで弱み・欠点と思われてきた協調性がないという性格が、一気に強みへと逆転するのです。
端的にいうと、みんなで協力する仕事ではなく、それぞれが切磋琢磨するような個人プレーの仕事が向いているのです。
飲み会断るなんて協調性がない→これは無視でOK
そもそも協調性とは、「みんなで仲良く」という感じですね。もちろんこれは平和的な考え方なのですが、これが過剰になりすぎると良くない。そして実際に日本のいまの社会は、過剰になりすぎています。
例えば、実に日本的な会社の場合、よく全員参加の飲み会が開催されたりします。こういう会に「ぜひ行きたいです!」と言えるのが協調性がある人、と判断されるわけですね。確かに、和を乱さない。
一方、「(早く帰って趣味をやりたい)…」と思ってしまう人は、「協調性がない!」と判断されます。
ただ、そもそも会社とは仕事をする場所です。
本当にみんなで仲良くする必要があるんですかね・・・?別に仲良くするために会社に行っているわけではないはずですよね。
「協調性がない」は別に短所ではなく、あなたの良いところ、強みです。飲み会断るなんて協調性がないというような人は、基本スルーでOKです。
協調性がない人に向いてる仕事
Webライターなどの文筆業
Webサイト上の記事を書く仕事です。この仕事、人と協力するような作業はほとんどありません。
会社勤めのWebライターなら、そもそも大所帯の企業というのは結構稀です。少人数で黙々と記事を書いています。「みんなで協力して成し遂げよう!」のような体育会系的な空気感な会社はほぼないですね。
フリーランスのWebライターなら、自宅でもどこでも、海外にいても仕事ができます。他人と顔を合わせることは基本ありません。
個人的におすすめな話ですが、フリーランスのWebライターは能力・作業量に応じで収入が上がります。
みんなで協力して会社全体の利益を上げようとするサラリーマンと違い、自分が頑張った分だけ自分にプラスになるわけです。まさに超・個人プレー。
フリーランスは自己管理が重要です。自分を律し、軸がブレない人でないとやっていけません。主体性があって、周りに流されない。これができる人は意外と少ない。
働くことそのものが嫌いじゃなくて、「自分に合った仕事をして、頑張りに見合った収入が欲しい」という方には向いてますね。
もちろん、Web媒体だけではなく、出版社や編集プロダクションの紙のライターになるという手もありますよ。また「校閲」や「校正」などの文筆業も、一人で黙々できる仕事です。
Webライターは、実は未経験からでも挑戦しやすい仕事です。資格は・・・日本語が書ければOK。
クラウドソーシングと呼ばれるサイトで募集されていて、それに応募するのが一般的です。
クラウドソーシングサイトとは、「この仕事やってくれる人いませんか!?」と募集がサイトです。掲載されている仕事は、基本的に在宅ワークでできます。
✅ライティング案件の例
文字単価1円 4000字
グルメ系の記事の執筆 未経験OK
この場合、1円 × 4000字で、報酬は4000円になります。
このような案件を受けていって、適宜単価の交渉をします。上記の例だと、文字単価1.5円にしてほしいという感じですね。単純に収入が1.5倍になります。
基本的に個人でやる仕事なので、周りと協力する必要は一切ナシ。
ライティングの仕事はクライドソーシング系のサイトで探すことができます。かなり色々あるのですが、クラウドワークスに登録するのがてっとり早いです。
また「文字単価XX円以上の仕事だけ」のような検索機能も充実しているので、安く買い叩かれる心配もありません。
国内最大級のサイトなので、案件は大量に掲載されていますので、ぜひ一度あなたに合った仕事を確認してみてください。
営業職
特に成果主義の営業は狙い目です。サラリーマンするなら、実は営業職が一番安定ルートかなと思います。
「成果主義」というのは、「個人がどれだけ営業成績を上げることができるか」に焦点が当たっているということ。つまり、「周囲と協力して一緒に会社のためになる利益を上げようという文化ではない」わけですね。
成果主義の職場はけっこういい意味で、人間関係がドライな職場が多いです。全員ライバル同士という感じです。
「みんなで仲良く仕事したい」という人にはおすすめできませんが、「馴れ合いをせずに、自分の仕事に集中したい」という人にはかなりおすすめできます。
成果主義の営業は、以下のような分野に多いです。
- 不動産
- 商社
- 求人広告
- MR(医薬情報担当者)
システムエンジニア
システムの開発を行う仕事です。理系・専門職のイメージが強いかもしれませんが、実は文系・未経験でもなることができます。
というのも、今や世の中のほとんどのサービスがITと関わりがあるものですよね。自社のホームページを持ってない企業なんてほとんどないんじゃないでしょうか。IT技術の需要は社会全体で爆上がり中です。
なのですが、IT人材(プログラミングや開発ができる人)は、日本で大幅に不足しているんです。システムエンジニアは需要が高くのに、人手不足。そのため未経験の人でも採用する企業は年々増えているんです。
プログラミングは、400〜500時間くらい学習すると、基本的なスキルは身につきます。若干ハードルが高いですが、自分をしっかり律することができる人であれば、そう難しくはないです。割とすんなり達成できるんじゃないでしょうか。
あとは企業勤めでスキルを磨いて独立するのもあり、協調性の必要な職場で働くという手もありです。技術職なのでけっこうドライな職場が多いですね。
ストレスなく働けるかどうかは、企業の文化・社風によって大きく左右される
一般的に協調性がなくてもできる仕事を紹介しました。
ただ現実問題、いきなり仕事を変えるのは不安・・・という方もいるでしょう。むしろそれが普通です。
なのでリスクを最小限に抑えて、協調性のない人が自分に合った働き方をするためには、「働く環境を変える」ことが最善の選択です。
なぜなら、ストレスなく働けるかどうかは、企業の文化・社風によっても左右されるからです。
「協調性がない」「愛想がない」と言われていた事務職の人が、別の会社に転職した途端、「あなたはテキパキと仕事ができる」と評価されたことがありました。
本人は別に性格を変えたわけでもないので、キョトン・・・という感じだったそうです。
何が言いたいかというと、あなたの性格や仕事振りについての評価は、環境や評価する人によって全く変わるということです。
みんなで協力することをよしとする人もいれば、馴れ合わず、個人プレーで高い成果を出すことをよしとする人もいます。
要するに、あなたは自分の性格を変える必要も、無理に周囲に合わせる必要はない。ただ、周囲の環境・人を変えればいいだけなのです。
自分で生きる場所を選べる時代になった
正直、一昔前であれば、協調性がない人かなりキツイ思いをしたかもしれません。というのもちょっと前までは、
仕事=同じ企業で定年まで働く
という図式が成り立っていたからです。
終身雇用というこれも日本独自の文化ですね。この場合、定年までずっととその職場で働き続けることになる。そう簡単に、周囲の環境を変えることはできなかったわけです。
しかし、時代は変わりました。一生のうちに何度も転職をするのは、今や普通のことです。周囲の顔色を伺って無理やり合わせたりしなくても、自分で生きる場所を選べる時代になったんです。
「協調性を持て!」とうるさい人は仕事ができない人
協調性を主張してくる人は、基本的に仕事ができません。というのも協調性って、要は「一人ではできないから、複数人で協力してなんとかする」ということですよね。
「自分ができないから助けてほしい」を「協調性」というもっともらしい言葉に言い換えているだけです。
協調性と言えば誰かに助けてもらえるという考えですから、まあ仕事ができない人と言っても良いでしょう。
逆に考えると、めちゃくちゃ仕事ができるビジネスマンは、人に協調性を押し付けないですよね。一人で稼げるわけですし。
協調性にうるさい人は、誰かがいないと仕事ができない人というわけですね。
個人的には、そういう人の近くで働き続けても、メリットはそんなにないのかなと思います。
環境を変えよう!一緒に働く人を変えよう!
世の中にはいろんな社風の会社があります。
仕事もせず、だらだらと雑談ばかりする人を、「愛想が良くて協調性がある」と評価する会社。
自分の仕事に没頭して、コツコツと頑張る人を評価する会社。
あなたはどちらで働きたいですか?
一つの会社で働き続けると、視野が狭くなってしまいがちです。
一旦、周りを見渡してみませんか?今は別に転職は考えていなくても、転職サイトに登録してみれば、「世の中には本当にたくさんの求人がある」と実感できると思います。
転職系ライターが最もおすすめする転職サイト
転職サイトはさまざまな種類がありますが、何個も登録すると、その度にプロフィールを入力して、メッセージの管理をして・・・と非常に大変です。
なのでおすすめは、求人掲載数がもっとも多い転職サイト。登録して、じっくり求人を探してみるのが良いでしょう。
現在日本で求人掲載数がもっとも多い転職サイトは、リクナビNEXTです。一週間で実に3,000件もの新しい求人がどんどん公開されています。
探すのがちょっと面倒・・・という方は、スカウト機能へ登録してオファーを待つという形で使うのがおすすめです。
リクナビNEXTには数ある転職サイトで唯一、履歴書・職務経歴書を作成できるツールが用意されています。これも無料。正直これだけでも登録する価値がありますよ。
さいごに
協調性が求められる職場では、仕事に真面目な人ではなく、「仕事はダラダラするくせに人当たりが良い」という人が評価されてしまいます。
詳しくは、【断言】仕事が早い人は圧倒的に損ですよ【都合よく使われるだけ】で解説していますが、今その場に居続ける限り、ずっと損をし続けるわけです。
冒頭でも述べましたが、協調性がないことは、決して短所ではありません。
正当に評価される環境を選ぶことこそが、何よりも重要なのです。
【人気記事!】ストレスゼロの楽な働き方ができるただ一つの方法「超・情報戦略」とは?