仕事でミスを連発してしまう時の対処法【して良いミスと悪いミスがある】

「仕事でミスを連発してしまった。何でできないんだろう。自己嫌悪に陥るし、もしかしたら向いてないんじゃないか…。言われたことをうまくできないし忘れてしまう。ミスばかりで周囲の目が冷たい気がする。ミスをしないためにはどうすれば良いんだろう」

こういった悩みに答えます。

本記事の内容

・して良いミスと悪いミスの違い
・ミスをしないためのたった1つの方法

・職場環境に問題がある可能性もある

結論としては、「ミスの内容によっては別に問題がない場合があるよ」という話です。問題のあるミスの場合は、対処法があるので紹介します。

※この記事は3分ほどで読み終わります。読み終わった頃には自己嫌悪はなくなり、仕事でミスをしない方法を理解できているはずです。

目次

して良いミスと悪いミスの違い

結論としては以下の通り。

初めてのミスはOK
「あーまたやっちゃった」のミスはNG

簡単にいうと「今までしたことないような新しいミス」は別に良いけど、同じようなミスをするのはダメですという話ですね。ただダメなミスも改善できるので大丈夫です。

どういうことか、具体的に説明します。

例えばあなたが営業の仕事をしていたとして、

  • プレゼン資料が全然うまく作れなかった
  • 商談に失敗した

このようなミスを連発した場合、別に悩むことでも何でもありません。その2つのミスはそれぞれ異なるものですよね。「資料作り」「商談」特に共通点はありません。

ですがこの場合はどうでしょう。

  • 今日中に資料を作るのをすっかり忘れていた
  • 取引先の担当者に電話を入れるのを忘れていた

これら2つはどちらも「ある行動をするのを忘れていた」というミスですね。「Aを忘れていた」という同じ構造のミスです。

この2つのミスは「メモをしておく」「リマインダーをセットする」などで、あらかじめ防ぐことができたはずです。

特に2つ目のミスは1つ目のミスと同じ構造のものなので、1回目の失敗を活かせば確実に防げたはずのミスですね。

簡単にまとめると

新しいタイプのミスは全然してOK
同じミスを繰り返すのは絶対にNG

ということですね。

性格は関係ありません【結論、習慣の問題です】

「自分は忘れっぽい性格だから」と、ミスは性格のせいだと決めつける人も多いですが、性格はぶっちゃけ関係ありません。

仕事ができる人は、例え忘れっぽい性格でも「失敗を振り返る習慣」「失敗を未然に防ぐ習慣」でカバーします。同じミスを繰り返さないようにするには、習慣で立ち向かうしかありません。

以下のような習慣です

  • 毎日その日のミスを振り返り、反省を書き留める
  • 指示されたことは、全てメモする
  • 時間が決まっている業務は、リマインダーをセットしてうっかり忘れても大丈夫なようにする

これができている人は、どんなに忘れっぽい性格でも、要領が悪くても、失敗を重ねるたびに成長します。

ですが失敗を振り返る習慣や、未然に防ぐ習慣がない人は、何度も同じミスをしてしまいます。

あなたは上記のような習慣はありますか?メモ帳すら持っていないという人は、すぐに100円のもので良いので購入するべきです。スマホにメモをとっても良いのですが、人前でスマホを使うとマナー違反だという上司もいるかもしれませんので、できれば紙で。

自己嫌悪はやめましょう【良いこと無し】

「仕事でミスを連発してしまう…」と反省するのは大切ですが、自己嫌悪に陥りそうになったら、考えるのをやめたほうが良いです。

自己嫌悪の場合、自分を責めてしまい、具体的な解決策までたどり着きません。どんどん落ち込んでいって、仕事へのモチベーションが転落してしまいますね。

「何であんなに簡単なことができないんだろう」

というのも「原因を突き止めるために考える」のと「自分をただ責めるために考える」のでは、全然違いますよね。

ため息をつきながら考えると暗い気分になりますので、そういう時は一旦無理にでも考えるのをやめましょう。

ミスをしないためのたった1つの方法【先人から学ぶべしです】

ミスをしてしまった場合は、その本質的な原因を探る必要があります。

といっても「本質的とは…?」となるかもしれませんので、具体的な方法を。

それは「なぜを5回繰り返す」です。

これはトヨタの「カイゼン」と呼ばれる方式でして、トラブルに直面した時に「なぜを5回繰り返すことで、その本質的な原因を突き止めることができる」というもの。

参考記事:トヨタ式「5回のなぜ」でトラブル原因を因数分解

こういうのは先人のやっていることを真似するのが一番です。ミスをしない魔法の方法はありませんし。

例えば「商談に失敗した」ならば、以下のような感じで。

①なぜ商談に失敗したのか→「うまく話すことができなかった」

 

②なぜうまく話すことができなかったのか→「緊張してしまった」

 

③なぜ緊張してしまったのか→「シミュレーションができていなかったから」

 

④なぜシミュレーションができていなかったのか→「準備不足だったから」

 

⑤なぜ準備不足だったのか→そもそもどういう準備をすれば良いかわからなかったから

ここまでくればあとは簡単。「どういう準備をすれば良いか」できる先輩に聞けばいいのです。

このように5回なぜを繰り返すというのは、非常に使い勝手の良い方法なのです。

職場環境に問題がある可能性が高いです

ミスというのは自分以外の「周囲との関係」で発生することがほとんどです。

例えば伝達ミスなどですね。自分が聞いたつもりでミスにつながったのか、相手が言ったつもりでミスにつながったのか。

実際ミスが何度も連発するのは、自分以外の人に原因があることが多いですね。

上司が攻撃的な人だった場合

上司が攻撃的な人だと、どんな人でもミスを連発します。

なぜかと言うと、「ミスしたらまた厳しく詰められる…」とかなり緊張してしまうからですね。過度に緊張すると、必ずと言って良いほどミスをします。

これって100%上司の態度が原因なのですが、攻撃的な上司は基本的に視野が狭いので、これに気づきません。部下が失敗すると結局自分が大変なのに、気づかないんですよね。

あなたが過度に緊張したり、萎縮してしまう、頭が真っ白になるという場合、それはパワハラである可能性が高いです。パワハラ上司のもとで働くと、確実にメンタルを壊すので早いうちに脱出したほうが良いです(※経験談)

ミスばかりで周囲の目が冷たいと感じる時は

「またミスったのかよ…」

隣の席の先輩に白い目で見られることもありますね。

正直ミスをしてしまったのも悪いかもしれませんが、「ミスを認めない」という職場もあまり良い環境とは言えません。

本当に成長できる職場とは、「部下に裁量権を与えて上司が責任を取る」という仕組みになっていることが多いです。要は「自由にやってみろ。間違えても大丈夫だ」ということですね。

僕は仕事柄、企業の経営者や人事、部長クラスの人にインタビューをすることが多いのですが、みんな口を揃えて「ミスは成長のために必要なことだ」と言います。

些細なミスでも周囲から白い目で見られるような職場は、あまりビジネスパーソンとして成長が見込める場所ではないですね。

仕事ではなく環境が向いてない可能性は充分ある

ここまで読んでいただいた方ならなんとなく分かるかもしれませんが、環境が向いてない可能性があるんですよね、、、

多くの場合「自分にはこの”仕事”が向いてないのかも」と悩みがちですが、案外そうでなく、実際は今いる職場が向いてないことが多いです。

あなたがうっかりしてしまったミスでも、「ふざけるなよ」と怒鳴る上司がいる会社もありますし、「大丈夫だから」と言ってくれる会社もあります。

どうせ働くなら、どっちがいいですかね、、、?

もちろん厳しい環境で働く方が成長できるという人もいますが、かなり少数なのではないかなと個人的に思います。失敗しても、また肩の力を抜いて挑戦できるような職場の方が、心穏やかに働けるのではないかなと思います。

情報収集のすすめ

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なければ読み飛ばしていただいて構いませんが、もし「正直、環境を変えることも視野に入れている」という方は、この機会に小さな一歩で良いので何か準備を進めてみるのもおすすめです。

少なくとも「10年後も今の職場で働くつもりですか?」と聞かれて、ちょっと考え込んでしまうのであれば、いつでも転職できる体制作り(準備)くらいはしておいても損はないでしょう。

辞めようかなと考えている人の中には、限界が来てから行動を始める人が多いですが、意外とそれは失敗のもとです。「早く辞めたい」という気持ちが強すぎるほど、焦りで準備がおろそかになり選考に通らなかったり、判断を誤ってしまったりするからです。

準備はできるだけ心にゆとりがあるときにしておきましょう。

とはいえ、いきなり履歴書を書いたりなんてする必要はありません。おすすめの転職準備についてまとめておくので、チェックしてみてください。

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まとめ

仕事のミスの良し悪しについて解説しました。

自分のしてしまうミスがどちらか客観的に判断し、対処しましょう。

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